受電設備

 受電設備は将来の拡張などを考慮して余裕を持った受電設備容量になっている場合があります。しかし、変電は40~70%の負荷率で一番良い効率になるように設計されています。過度の余裕を持った設備設計はムダを発生させていることになります。また、変圧器は電気設備が運転されていない場合でも、変圧器に電圧が掛かっている状態では、電気を消耗しています。その証拠に、変圧器はブーンとうなっていますが、うなっているということは電気を消耗している証拠です(これを鉄損といいます)。電気設備を運転しているときには、電流が流れ、電線の抵抗による損失(銅損)が発生します。できるだけ電気の損失を抑え、節電に努めましょう。