■ 受電管理のキュービクルを外部に委託されている会社では、委託費用が必要です。自社で電気主任技術者
を養成すれば経費の節約になり、また、業務拡大の可能性もあります。
私は電気の素人でしたが、会社業務での必要性から電気主任技術者(三種)を独学で取得することができました。その経験から、勉強のやり方次第では以外と簡単に資格取得が可能であると思います。
興味のある方は是非ご連絡下さい。
電験三種独学支援
効率的な資格取得を支援します!
受講希望者は下記に
メールください。tyushotasuku2@gmail.com
電験三種 講習
労働安全コンサルタントの真崎伸一郎です。 数年前、全くの素人ながら、電験三種を独学で取得しました。昨年まで、電気主任技術者をしていました。この経験から、効果的に勉強すれば電験三種は比較的簡単に習得できることを実感しました。私の学習方法が有効なものか確認したいとの思いから、このホームページを立ち上げました。電験三種の取得に興味がございましたら、ご連絡ください。資格取得まで、支援します。
学習法を『リピート学習法』と名付けました。
学習では以下の方法を活用します。
1.リピート学習
選んだ過去問を繰り返し学習する(リピート学習法)1回、2回 見ただけでは覚えられないことも、繰り返すことで自然と覚えることができます。
2. 次元解析法
計算問題は単位を見て、回答を導き出す。計算問題は必ず、単位がついています。この単位を計算に活用します。非常に効果の高いやり方です。
3.電卓活用法
電卓を活用する。電験三種の試験では、電卓持ち込みです。上記の方法と組み合わせて計算し、その答えが回答にあれば、それが正解の可能性が高いです。
4.絞り込み法
五者択一方式ですから、消去法で回答候補を絞り込みます。
試験はマ ークシート方式で、60点を取れば合格できます。4科目の科目合格制度です。
資格は一生の財産となります。特に国家資格を取得することにより、周りの評価は格段に高まることは間違いありません。排他的な業務を行える資格は特に魅力的です。*国家資格の多くは、資格を持っていないと業務ができない資格が多くあります。
リピート学習法のメリットを下記に示しました。
●素人でも受かる効率的な学習方法
●地方の方に特にお薦めするメールを利用した講習
質問は何回でも可能です。丁寧にお答えします。
●スマートフォンを使った「隙間時間学習」に便利
資格を取得するためには、費用や時間などの犠牲がつきものです。私は電気にはまったくの素人でした
が、必要に迫られ、独学により、なんとか資格を取得することができました。学習段階では、手探りの状態で、周りに相談できる人もいませんでした。学習を進める中で、テキストを読んで知識を習得することは非常に苦痛が伴い、また、効率も悪いことを認識し、過去問を学習する方法に切り替えました。その切り替えにより、効果的に学習を進めることができました。
これらの経験を元に、考えた手法がリピート学習法です。必ずや、役に立つと思いますので、是非、受講してください。地方で頑張っている方に特にお薦めです。
通常の通信教育を調査したところ、4万円~12万円の費用が掛かるようです。私は、九州の田舎の出身であり、特に地方の活性化を強く望むものです。そのような思いから、受講料を無料としました.。
問題についての質問は随時メールで質問してください。図に書かないと分からない場合にはPDFあるいは写真で質問ください。PDFでお答えします。
受講希望者は「電験三種のメール学習希望」と書いて、メールで連絡ください。パスワードを連絡します。
● 訪問レクチャーコース(有料) 希望者には、特別に訪問レクチャーを実施します。希望内容について、相談ください。
以上
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1.出題頻度の高い過去問を各科目30問程度、選ぶ。
2.問題と解答を読む。理解しなくてもよい。
3. 繰り返し学習法により、問題と解答を読む、問題を見て、回答が頭に浮かぶ様になった問題はチェックだけして飛ばす。
4. チェックの付いていない問題を繰り返し読む。
5. 全部の問題にチェックが付いたら、実力試しに他の問題を解いてみる。
疑問点があれば、メールで質問する。
上記の方法は時間が掛かるように感じるかもしれませんが、チェックした問題が増えるためにスピードが上がり、以外と早く全問のチェックが可能です。数回繰り返せば、全問チェックも可能だと思います。
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学習方法には大別すると、次の2種類の方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
● 専門学校、大学などの認定校に通って取得する方法
メリット :基礎から学習するので、本質的な実力が付きます。
学校での友達ができやすく、お互いに情報交換やモチベーションの維持ができます。
デメリット:専門学校にいく場合は最低2年間の在籍が必要です。
学費と生活費を考えると少なく見ても500万円ぐらい必要です。
専門学校もどこにでもあるわけではないので、仕事と両立は難しいです。
●国家試験に合格し、取得する方法
メリット:比較的費用が少なくできます。住む場所も限定されず、仕事との両立も可能です。
デメリット:学習方法には独学と通信教育などがありますが、合格レベルに到達するためにはかなりの努力が必要です。
良い教科書を選定し、購入することが難しいです。
学習意欲が継続しにくく、学習仲間もできにくい。
私は、電気に関してまったくの素人でしたが、独学で勉強し2年間で合格することができました。その経験からテキストを最初から読み進めることは、苦痛でもあり、無駄も多いと感じました。その結果から、次のような学習方法を推奨します。
1.出題頻度の高い過去問を選択し、解答の仕方を把握します。
繰り返し学習法により、問題と解答を見ます。最初は理解する必要はありません。隙間時間を活用して学習します。過去問は数年ごとに同じような問題が出題されています。これらの解き方を覚えることで合格レベルまで到達可能です。(100点を狙わず、70点を目指しましょう)。
2.分からないことがあれば、メールで質問しましょう。
三角関数、接頭語、複素数の考え方など、使用する方法は以外と少ないです。どんどん質問し、理解を深めましょう。また、モチベーションの維持にも効果的だと思います。
3.専門的な知識や経験は試験に合格してからでも習得可能です。
私は50歳半ばで試験に合格しましたが、勤務先で電気主任技術者をしていました。
地方にお住まいで、仕事をしながら独学をしている方は是非、当講座を活用されることを推奨します。
問題及び回答 各科目30題(30題×4科目)を4ヶ月で送付します。
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A4の用紙の左側に問題を記載し、右側に回答を記載しているので、効果的な学習が可能です。
<電力17>
直流送電に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(1) 直流送電線は、線路の回路構成をするうえで、交流送電線に比べて導体本数が少なくて済むため、同
じ電力を送る場合、送電線路の建設費が安い。
(2)直流は、変圧器で容易に昇圧や降圧ができない。
(3)直流送電は、交流送電と同様にケーブル系統での充電電流の補償が必要である。
(4)直流送電は、短絡容量を増大させることなく異なる交流系統の非同期連携を可能とする。
(5)直流系統と交流系統の連系点には、交流変換所を設置する必要がある。
<回答>
直流送電
メリット:交流に比べて条数が少なくてすむ。
静電容量には直流電流は流れないから、直流送電では静電容量の影響を受けず、充電電流は
流れない。 直流送電は、異なる交流系統の短絡容量を増大させることなく非同期連系が可能
であり、その連系潮流を自律的に制御できる。
デメリット:直流系統と交流系統の連系点には、変換設備が必要である。
変圧器で昇圧、降圧はできない。
答 (3)
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A4の用紙の左側に問題を記載し、右側に回答を記載しているので、効果的な学習が可能です。
<理論23>
静電界に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(1) 電気力線は、導体表面に垂直に出入りする。
(2) 帯電していない中空の球導体Bが接地されていないとき、帯電した導体Aを導体Bで包んだとしても、
導体Bの外部に電界ができる。
(3) Q〔C〕の電荷から出る電束の数や電気力線の数は、電荷を取り巻く物質の導電率ε〔F/m〕によって
異なる。
(4) 導体が帯電するとき、電荷は導体の表面にだけ分布する。
(5) 導体内部は等電位であり、電界は零である。
<回答>ポイントⅠ 基本的な事項は、記憶しましょう。
(1) 正しい。導体表面は等電位であるため、電気力線は垂直に出入りする(電気力線は見えないために、
仮想的考え方です)。
(2) 正しい。球導体Bは設置していないため、導体Aから出た電気力線は導体Bに至り、そこから外部へ出
るので、導体A-B間および導体Bの外部に電界ができる。
(3) 誤り。基本的な定義として、Q〔C〕の電荷からは、Q本の電束が発生するため、電荷を取り巻く物質
の影響は受けない。
(4) 正しい。帯電導体の電荷は、すべてその表面に存在する。
(5) 正しい。一つの導体のすべての点は同一電位であるため、導体内部には電荷は存在しない。
答 (3)
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A4の用紙の左側に問題を記載し、右側に回答を記載しているので、効果的な学習が可能です。
<法規8>次の文章は、油入変圧器における絶縁油の劣化についての記述である。
a. 自家用需要家が絶縁油の保守、点検のために行う試験には(ア)試験及び酸価度試験が一般に実施さ
れている。 b.絶縁油、特に変圧器油は、使用中に次第に劣化して酸価が上がり、(イ)や耐圧が下がる
などの諸性能が低下し、ついには泥状のスラッジができるようになる。 c.変圧器油劣化の主原因は、油
と接触する(ウ)が油中に溶け込み、その中の酸素による酸 化であって、この酸化反応は変圧器の運転
による(エ)の上昇によって特に促進される。そのほか、金属、絶縁ワニス、光線なども酸化を促進し、
劣化生成物のうちにも反応を促進す るものが数多くある。 上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、
(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(ア) (イ) (ウ) (エ)
(1) 絶縁耐力 抵抗率 空気 温度
(2) 濃度 熱伝導度 絶縁物 温度
(3) 絶縁耐力 熱伝導度 空気 湿度
(4) 絶縁抵抗 濃度 絶縁物 温度
(5) 濃度 抵抗率 空気 湿度
<回答> 法令は問題を多く解くようにしましょう。 良く出る問題は数値を覚えましょう。
回答群を眺めて、(ウ)は空気です。空気の中の酸素が酸化反応により、 絶縁油を劣化させます。絶縁
油は絶縁耐力が必要です。回答候補は(1)と(3)に絞られます。(イ)の回答は抵抗率か熱伝導度で
すが、これは抵抗率です。熱伝導率とは熱の伝わりやすさの程度のことです。電気では抵抗率は非常に注
目される特性です。 最近の変圧器は非常に密閉性がよく作られており、中に空気が入ることも少なく絶縁
油の劣化もかなり抑えられるようになっています。年数が経過した絶縁油は定期点検の際に少量抜き出
し、その劣化の程度を確認することも行われています。
答 (1)
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A4の用紙の左側に問題を記載し、右側に回答を記載しているので、効果的な学習が可能です。
<機械8>
次の文章は、燃料電池に関する記述である。
(ア)燃料電池は80~100℃程度で動作し、家庭用などに使われている。燃料には都市ガスなどが使わ
れ、(イ)を通して水素を発生させ、水素は燃料極へと導かれる。燃料極において水素は電子を(ウ)
水素イオンとなり、電解質の中へ浸透し、空気極において電子を(エ)酸素と結合し、水が生成され
る。放出された電子が電流として負荷に流れることで直流電源として動作する。また、発電時には
(オ)反応が起きる。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)及び(オ)に当てはまる組み合わせとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(ア) (イ) (ウ) (エ) (オ)
(1) 固体高分子形 改質器 放出して 受け取って 発熱
(2) リン酸形 燃焼器 受け取って 放出して 吸熱
(3) 固体高分子形 改質器 放出して 受け取って 吸熱
(4) リン酸形 改質器 放出して 受け取って 発熱
(5) 固体高分子形 燃焼器 受け取って 放出して 発熱
<回答>考え方 Ⅰ 回答の組み合わせにより絞り込む
Ⅱ (イ)は改質器ではと考える 。(オ)はエネファームを参考にして、発熱とする 。
考え方をヒントにして絞り込むと、回答候補は(1)、(4)になる。
固体高分子型燃料電池(PEFC):運転温度80~100℃、白金触媒
リン酸型燃料電池(PAFC) :運転温度200℃程度、白金触媒改質器:燃料から水素を取り出す
燃料電池は発熱反応であり、電気と温水を製造できる。音がしない、内燃機関等を経由しないで直接電気
エネルギーを取り出せるため、効率がよい。種々の利点があるが、水素の生産やコストに課題があり、
種々の技術開発が続けられている。酸化反応が起こる電極をアノード、還元反応が起こる電極をカソード
という。酸化とは電子を放出する反応、還元とは電子を受け取る反応である。燃料極では電子を放出し、
空気極では電子を受け取る。なお、燃料電池との名前であるが、電気を取り出せることから、電池と表現
されているが、その仕組みは電池とはまったく異なっている。一般の電池は、一次電池(電池の中に化学
物質を蓄えており、電気を取り出せる)二次電池(電池に充電することにより、何回も繰り返し使える)
燃料電池(外部から燃料を供給し、化反応により電気を取り出せる)燃料電池自動車の開発が進められて
おり、分散電源(非常用電源)としての期待が大きい。
答 (1)