PDCAを資格取得に生かす

PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(チェック)、Action(見直し)のことを言います。ISOのマネジメントシステムの普及で有名になりました。この手法を考えた人の名前からデミングサイクルと言いますが、サイクルとは周期的に実施することを指します。このサイクルは人間活動の色々なところに応用できる方法です。

例えば、車を買うために、100万円を貯める計画(P)を立てます。毎月、1万円づつ貯金します(D)。1年間実行したので、貯まった金額を確認します(C)。貯まったお金は12万円でした。余裕が有る月に1万円より多く貯金できた効果です。100万円の計画でしたので、今後も同じように貯めていくと88ヶ月掛かります。88ヶ月は約7年となります。そこで、もう少し早く車を手に入れたいので、毎月1.5万円貯めることにしました。この計画変更が実行できれば約6年で車を買うことができます(A)。

このように、PDCAを回すと、自分の活動が見えるようになります。受験勉強も同じ手法を使うと自分の学習の程度が把握できるようになります。「過去問学習法」はPDCAサイクルに最適な方法ですので、是非、お試しください。