電気主任技術者と省エネルギー

 電気と省エネルギーは切っても切れない関係です。エネルギーとは何でしょう。エネルギーは大まかに言えば、物体等を動かす、暖める、明るくするなどの元となるものです。電気エネルギーはエネルギーの一形態ですが、最も使いやすいエネルギーだと言えます。それは、電気エネルギーは色々なエネルギーに簡単に変換できるためです。例えば、熱エネルギー(暖房、冷房)、光エネルギー(照明)、運動エネルギー(電気自動車)などです。代表的なエネルギーである熱エネルギーは何もしなければ逃げてしまう特性があります。電気エネルギーは蓄電池に蓄えることができます。また、乾電池など携帯機器には広く使われています。電気を有効に使うことは省エネルギーの面からも必要なことです。電気をつけっぱなしにしないことは当然ですが、効率的な電気設備を使用することや、変圧器などの負荷率を管理すること、受電設備の力率を改善することは省エネルギーの面からも重要です。私は、まったくの電気の素人でしたが、独学で電気主任技術者資格を取得しました。その関係で、今は会社で電気主任技術者と省エネルギー組織の事務局をしています。一つの資格を取ることによって仕事の幅が広がります。国家資格を取りましょう。