工場の省エネ(インバーター)

 近年、電子機器の進化により、周波数を変更できる機器が省エネで効果を発揮しています。周波数変更により、出力を落として使える機器では、大きな省エネになります。例えば、1時間は50Hzで運転し、5時間は30Hzで運転する場合などにインバーターを活用すると大きな省エネになります。インバーター自体も電力を消費します(2%程度)。また、インバーターも電子機器ですので、耐用年数があります。導入のメリット計算では、設備更新も考慮する必要があります。出力変動が少ない機器ではモーターの動力伝達に使うプーリーの径の変更で対応する方が有利な場合もあります。