工場の省エネ(デマンド管理)

電気料金は、最大需用電力による料金体系になっています。デマンド管理を徹底し、最大電力を下げる努力をしましょう。最大電力を下げる方法としては、電気設備の運転シフト、省エネ型空調への入れ替え、デマンドが厳しくなった場合の止める順番リストの作成などがあります。デマンドは30分間の電力使用電力を評価しているので、ピーク時間の30分~1時間程度、電力を多く消費する設備を止めることにより、ピークを下げることができます。尚、電力契約は、電力(kW)が上がった場合はその時の最大電力、契約電力を下げるときは1年間の最大電力までとなりますので、1年間に渡る取り組みが必要です。どの期間がデマンドが厳しいかを見て、対策を立てることを考えましょう。通常、夏場の14時ごろと、冬場の休み明けの朝方が電力を多く使うのではないでしょうか。