工場の省エネ(ドレン回収)

 ボイラーのドレン回収率を上げましょう。設備の熱源として、ボイラーが活用されている工場も多いと思います。ボイラーで発生した蒸気は仕事を終えて、温水になります。この温水をできるだけ回収利用することがボイラー効率向上のために不可欠です。熱の回収だけでなく、ボイラー薬品の節減にもなります。

 また、配管やバルブからの放熱を低減しましょう。バルブは設備管理の煩わしさから、保温していないことがよくありますが、フレキシブルな取り外ししやすい保温ジャケットが市販されていますので、検討しましょう。無駄になっている熱はないか探し、ボイラー導入空気の予熱に活用できないかなども検討しましょう。