手紙、早馬、飛脚、のろし

 かつて情報を伝達する手法として、「手紙」、「早馬」、「飛脚」、「のろし」が使われてきました。「早馬」や「飛脚」は裕福な人のみが使えた手段だったのではないでしょうか。「のろし」は西部劇でインディアンがよく使う通信手段ですが、伝達できる距離が限定されています。「手紙」が一番、普及していたのかといえば、これも明治時代以前はその流通ルートが確実に作られていた訳ではないと思います。また、字を読める人も限られていたわけですから、一般大衆の情報伝達として活用されていたわけではないでしょう。

 さて、現在の情報伝達は携帯電話、メール、FAX、手紙、電報など多種多様です。特に、インターネットが普及してからは世界の距離が格段に近くなり、地球の裏側の情報がすぐに手に届く時代となりました。情報は従来にも増してその重要性が高まり、情報を売り買いする時代です。知識を習得する方法も、かつては本を読むことが主体だったと思いますが、現在はCDやDVDなどや、オンラインでの画像を見られる時代となりました。便利な反面、情報管理はさらに難しくなり、重要な事項となっています。セキュリティ管理には十分注意したいものです。