発電所の発電効率

 

 火力発電所の発電効率は、40%程度です。ガスタービンと排熱ボイラーを併用したコンバインドサイクルを活用することにより、効率アップが図られています。コンバインドサイクル発電の効率は45%程度となっています。ガスタービンの温度を上げると効率が向上しますが、そのための耐熱材料が重要です。

電験三種では発電効率の問題も出ますので、概略の数値を記憶しておくことも有効です。

   ηp=ηb・ηt・ηg

     ηp:発電端熱効率    40%程度

     ηb:ボイラー効率    90%程度

     ηt:タービン室効率   45%程度

     ηg:発電機効率     98%程度