諸葛孔明(情報の重要性)

諸葛孔明は中国の三国志の中に出てくる天才軍師です。群雄割拠の戦国時代の 魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)、の3国が争っていた時代に、蜀の軍師として、劉備を助け、国を栄えさせました。昔も今も情報は戦略の要であることには変わりません。正確な情報を早く把握すれば、競合よりも有利になります。情報化時代の現代ではなおさらその重要性が高まっています。諸葛孔明は、自分の死後の国の行方を案じ、自分の死を決して知らさないように言い残しました。また、敵の攻撃に対しての行動についてどの様に対応するかも指示しました。この結果、敵は3年間も諸葛孔明の策に翻弄されたのです。今では、この様な方法は無理だと思いますが、情報が要であることに変わりはありません。尚、現代の生産販売の重要事項として、製品・品質・コスト・デリバリー・安全・情報があります。