送電

電験三種の電力の問題には送電線の大きさや強度、また電線のたるみなども出題されます。電線のたるみは公式は D=WS・S/8T D:たるみ(m)、W:電線の1m当たりの重量(N)、S:径間(m)、

T:水平引張強度(N)です。現在は、遠隔地にある発電所から長距離の送電線で送電するのが当たり前ですが、将来的には太陽光発電や燃料電池発電など分散電源(地域)で発電し、余った電力を送電線に流す(売電)が考えれています。電気の地産地消です。再生可能エネルギーも今よりもさらに増加するでしょう。分散電源は災害に強いことも利点です。将来、燃料電池自動車や設置型の燃料電池が普及し、多くの家庭で保有するようになれば、今よりもずっと少ない発電所でまかなえるようになり、また、災害時の電力供給もかなり楽になると言われています。現在、各社で燃料電池車の開発が行われています。