IoTと電験三種

最近、IoTという言葉を聞く機会が増えてきました。インターネットオブシングスの略で、インターネットを使って電気機器を繋ぎ、コントロールすることです。この普及により、外出先から自分の家の電気機器を操作することも可能です。室内に置いたモニターで家の状態やペットの状態を確認することや、お風呂を帰宅前に準備するなども可能となってきています。工場では、各装置からのデータを収集し、装置の制御やデータの整理、生産管理などに活用します。すでに、大手の建設機械メーカーや生産機械では装置にセンサーを取り付け、その使用されている場所や稼動状態などを遠隔で把握できるようにしています。このことにより、遠隔で故障の予防や故障時の原因調査、その対策まで迅速にできるようになっています。今後は、個人の生活でも利用が進み、利用法も増えてくるでしょう。 電気技術者の活躍する分野も増えてくるのではないかと思います。