見える化を学習に生かす

見える化の活用方法について考えました。見える化は大きな効果があります。人間の情報のうち、視覚(見える)ことにより、70%ぐらい獲得すると言われています。「昔から百聞は一見にしかず」(百回聞くよりも1回見た方がよく分かる)との諺もあります。それでは、見える化を学習に生かすとはどの様な活用法でしょうか。まず、目標を紙に書いて張り出します。目に見える様にすることで、自分に対する意識付けができます。例えば、2017年度に「電験三種の試験に合格するぞ!」などです。その目標を達成するための計画を立てます。具体的には学習スケジュールを作成することです。最初は週単位程度の目標とします。学習を進め、スケジュール通りに実施できているか毎週確認します。学習計画通りにできたか、各科目の理解度は目標通りかなどです。これを繰り返し、目に見える様に、グラフ化します。このように見える化することにより、自分自身に刺激を与え、具体的な活動につなげることが大事です。見える化は、トヨタを始め、多くの会社でも活用されています。尚、私の推奨している「過去問学習法」は見える化にも使える要素を盛り込んでいます。繰り返し学習するたびに、回答できた問題数を把握し、グラフにすることにより学習程度を分かります。どの科目が得意でどの科目の学習が足りないかも分かります。