択一試験に合格する方法

資格を取るには勉強することが必要です。どのような資格にしてもそのことは変わりません。専門学校や大学へ行って数年を掛けてじっくりと資格を取る方法もありますし、通信教育や独学で仕事をしながら資格をとる方法もあります。試験には記述式と択一式試験があります。記述式試験は実力をつけないと受かりません。しかし、択一試験はそうとも限りません。択一試験は必ず解答できます。昔から鉛筆を転がして、解答するとよく言われる試験です。単に鉛筆をことがしても合格の確立は上がりません。私は、択一の試験をいくつか受けましたが、合格の確立をあげる方法がなんとなく分かってきました。それは、回答候補を絞り込む方法です。5択の場合には、回答候補は2つに絞れることが多いと思います。そこまで絞れれば、確立は50%となります。ほとんどの試験の合格率は60%ですから、2択にできれば、もう少しで、合格点をとることができます。ここで重要はことは、70点の回答ができるように勉強することです。80点や90点を狙う勉強法は分厚いテキストを勉強することになり、時間的にも労力面でも無駄です。本質的な実力や知識をつけることは資格をとり、実務を始めてからでも遅くありません。また、結局は実務でなければ本当の仕事の内容は分からないと思います。私は電気の素人でしたが、現在電気主任技術者をしています。受電設備の定期検査の際に、定期点検をしてくれている業者に「変圧器がブーンとなっているのは電気が流れているからですか。」と聞いたところ、その人に驚かれました。知らないことは率直に聞けばほとんどの人が教えてくれます。私の場合には、55歳を過ぎてから資格を取ったために、電気工事会社で働く経験はできませんでしたが、若い人ならば電気工事会社に入って実力をつける方法もあると思います。 択一試験で5択から2択に絞り込む方法は、次回以降に記載します。