<電気主任技術者の業務>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電験三種とは電気主任技術者が正式な名称です。電気受電 設備の管理を

 業務として実施します。なお、電気工事士の資格とは異なります。電柱に

 登って作業をしている人は電気工事士です

 

 電気設備は適切に管理し、保安点検(月次点検・年次点清掃の立会等)、使用年数管理等をしないと、人的災周りの住民や工場などに被害を及ぼします。この保安点検、管理を実施する人が電気主任技術者です。

 

 電気主任技術者になれば、発電所や変電所、それに工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督という仕事に従事することができます。電気主任技術者は社会的評価が高い資格と言えるでしょう。

 

 電気設備は日本中にあり、電気のない生活は事実上不可能です、そのために日本中で電主任技術者が必要です。電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければなりません。町工場や大きめの小売店等でも電気主任技術者が必要です。電気主任技術者の資格者がいないときには地域にある電気保安協会と契約し(お金を払い)、監理を委託します。キュービクルといわれる受電設備があるところでは、電気主任技術者の選任が義務付けられています。

  日本中に仕事があり、需要が多い資格と言えます。

  

 主な業務を具体的に書くと、下記のようなものがあります。

 ・技術基準の作成管理、維持管理

 ・保安規定の作成、届出、遵守

 ・電気設備の保安、監督

 ・事故時の届出(感電死傷、電気火災)

 ・主要電気工作物の破損

 

 

 

試験の概要

受験要件(経験、学歴)が不問です。

・マークシート方式で回答がしやすいです。

・国家試験であり、毎年1回試験が実施されます(9月第1日曜日)。

・試験科目は4科目(法令・理論・電力・機械)で、5者択一回答方式です。

 科目合格性であり、4科目を3年以内にとれば、合格です。

 100点満点で60点を取ると合格できます。

 毎年、多数の方が受験する人気の資格です。平成28年度の実績では、受験者が46,552人で

 合格者は3,980人、科目合格者は13,457人となっています。

 

 科目合格者をいれると約50%の合格率となります。

 

 <参考>

 電気主任技術者は1種、2種、3種があり、取り扱うことができる電圧によ 

 り、規定されています。

 第一種:すべての事業用電気工作物

 第二種:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物

 第三種:電圧が6万ボルト未満の事業用電気工作物

     (出力6千キロワット以上の発電所を除く)

 <電験のメリット>

 ●就職・転職に非常に有利です。

  経験を積むと独立も可能です。

  企業によっては、資格手当を支給しています。

  一回取得し、登録すると『一生涯の財産』となります。

  電気の仕事なので全国どこにでも仕事があります。

 需要が多くあります。  試験は学歴・経験不問です(学歴や経験を要求されない)。

 

  先日読んだ新聞にも、電気主任技術者の募集記事が載っていました。

 電気主任技術者は経験を積むと独立開業も可能です。そのためには、資格を取得し、

 経験を積むことが必要です。

力率

 

受電盤の中には、電流計や電圧計の他に、力率計が設置されています。電気には交流直流があります。これは、発電機の仕組みによるものです。発電機は、回転子と固定電極により成り立っています。埋め込まれた磁石が回転することにより、磁石と電極の距離が近づいたり遠ざかったりする ことにより、電流と電圧がサインカーブを描いて上昇下降します。電流と電圧は時間差があると100%の力を出すことができません。この力を出す比率を力率と呼んでいます。電流が電圧に対して遅くビークを描く場合を遅れ、電流が電圧より早くピークになる場合を進みと表現しています。電流と電圧の位相の差(角度)をθであらわすと、力率はcosθと表現します。よく出てくる表現なので覚えましょう。